https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2018/03/30/…
日本時間4月1日午前1時50分(現地時間3月31日20時50分)に
ドバイ・メイダン競馬場でドバイワールドカップG1が行われます。
ドバイワールドカップデイ全8レースが行われる中で、
メインレースとなるこのドバイワールドカップG1は
ペガサスワールドカップG1(アメリカ)が2017年に施行されるまでは
世界一の賞金レースでした。(現在は2番目)
日本馬は、過去に多数出走していますが、
2011年にヴィクトワールピサが勝っただけで、
好走も2011年のトランセンドと2001年のトゥザヴィクトリーの2着だけで、
その他の馬は成績が思わしくありません。
レース自体がダートの2000mということで、
芝が中心の日本の競走馬にとっては
なかなか敷居が高いレースと言っても過言ではないでしょう。
目次
ドバイ・メイダン競馬場・ダート2000mの特徴
https://www.worldracenews.com/pc/special_article.h…
ドバイワールドカップ(G1)が行われる
メイダン競馬場のダート2000メートルはスタンド前からの発走で、
最初のコーナーまではおよそ300メートル。ダートコースの幅員は25メートルで、
2000メートルについては16頭がフルゲートとなっている。コースレコードは2018年のアル・マクトゥームチャレンジ3(G1)で
ノースアメリカが記録した2分01秒71。オールウェザーからダートに替わって迎えた2014-2015年シーズンは
時計がかかっていた(2015年のドバイワールドカップの勝ちタイムは2分03秒24)が、
2シーズン目の2015-2016年シーズンになると高速化が進んだ。まだダートに替わって今シーズン(2017-2018年シーズン)で
4シーズン目と日が浅く、
しかもダート2000メートルで行われるサラブレッドの重賞も少ない
〔2017-2018年シーズンはドバイワールドカップと
マクトゥームチャレンジラウンド3(ともにG1)の2レースのみ〕だけに、
馬場の傾向を探るのは難しいが、
基本的には先行馬が有利という印象。これはアメリカのダートレースも同じだが、
キックバック(砂の跳ね返り)が多いこともあって、
後方待機勢は立ち回りが難しい。基本的には高い先行力とスピードの持続力が
問われるコースといえそうだ。なお、2017年のドバイワールドカップは
降雨の影響でレース史上初めて良馬場以外(重馬場)で行われ、
スタートで挟まれて後方からの競馬となったアロゲートが優勝したが、
それでも直線入り口では4番手に取り付いていたし、
2着ガンランナー、3着ネオリシックはそれぞれ2、3番手からの競馬だった。
ドバイワールドカップ(G1)の過去の傾向
過去10年の1着~3着までの性別
(左から1着、2着、3着)
2017 牡4 牡4 牡4
2016 牡5 牡4 牡5
2015 セ8 牡4 牡6
2014 セ7 牡5 セ4
2013 牡5 セ7 牡6
2012 牡5 牡5 牡5
2011 牡4 牡5 牡4
2010 牡6 セ4 牡4
2009 セ6 牡5 牡4
2008 牡4 牡4 セ5
過去10年の調教国
(左から1着、2着、3着)
2017 米国 米国 米国
2016 米国 南ア 米国
2015 UAE 米国 米国
2014 UAE 英国 UAE
2013 米国 英国 伊国
2012 英国 南ア 伊国
2011 日本 日本 UAE
2010 仏国 南ア UAE
2009 米国 仏国 SAF
2008 米国 南ア 米国
過去3年の1着から3着までのゲート番
(左から1着、2着、3着)
2017 9 5 11
2016 11 4 10
2015 1 9 5
過去10年の1着から3着までの騎手
(左から1着、2着、3着)
2017 スミス ジェル― ヴェラスケス
2016 エスピノーザ スミヨン プラ
2015 ビュイック エスピノーザ ロサリオ
2014 デンソウサ ハナガン バルザローナ
2013 ロザリオ モッセ ムーア
2012 バルザローナ アジュテビ ムーア
2011 M.デムーロ 藤田伸二 バルザローナ
2010 ペレイラ シェイ アジュテビ
2009 グライダー レミ フェイデルベ
2008 アルバラード ムルタ グライダー
本命はウエストコースト
https://world.jra-van.jp/news/N0001794/
本命はウエストコーストにしました。
理由は、2017年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬のタイトルを獲得し、
ここまで10戦6勝(G1は2勝)し、
全てのレースで3着以内という堅実ぶりは
軸にするのにうってつけと言えるでしょう。
また、ブリーダーズカップクラシック3着、ペガサスワールドカップ2着と
王者ガンランナーの後塵を拝したが、
ペガサスWCでは直線半ばまでガンランナーに一騎打ちを挑むなど
確かな成長を示していると思われます。
これから旬を迎える年齢でもあり、
勝利に最も近い存在なのは間違いないと思います。
ウエストコーストの血統など
https://world.jra-van.jp/news/N0002716/
・父:Flatter
・母:Caressing
・生産地 アメリカ
・生産者 CFP Thoroughbreds LLC
・性別 牡
・毛色 鹿毛
・調教師 Bob Baffert(米国)
・馬主 Gary and Mary West
・競走成績 10戦6勝(現役馬)
・受賞歴 2017年 エクリプス賞3歳牡馬チャンピオン
出走する日本馬
世界で2番目に高い賞金(後述記載)レースである
ドバイワールドカップは日本馬が苦戦していることもあってか、
今年はアウォーディーただ1頭だけとなっています。
アウォーディー
http://number.bunshun.jp/articles/-/827002
・父:ジャングルポケット
・母:ヘヴンリーロマンス
枠順
1番 アウォーディー(日) 牡8 57 武豊
2番 ノースアメリカ(UAE) せん6 57 R.マレン
3番 ガンナヴェラ(米) 牡4 57 J.ロザリオ
4番 フリアクルサーダ(UAE) 牝6 55 A.フレス
5番 ムブタヒージ(米) 牡6 57 V.エスピノーザ
6番 フォーエバーアンブライドルド(米) 牝6 55 M.スミス
7番 タリスマニック(仏) 牡5 57 M.バルザローナ
8番 パブル(米) 牡4 57 M.グティエレス
9番 ウエストコースト(米) 牡4 57 J.カステリャーノ
10番 サンダースノー(UAE) 牡4 57 C.スミヨン
買い目
本命:9ウエストコースト
対抗:6フォーエバーアンブライドルド
▲:7タリスマニック
△:2ノースアメリカ、3ガンナヴェラ、10サンダースノー
9 - 6、7 - 2、3、6、7、10
賞金や放送
世界で2番目に高額賞金のドバイワールドカップは、
1着賞金600万ドル、日本円にして6億3600万円です!
いやぁ凄いです。
さすがドバイです。
また放送は、グリーンチャンネル(BS234ch、CS)で無料で放送されます。